泌尿器科を受診することに対して、「恥ずかしい」「痛そう」というマイナスイメージを持っているというお話をたまにお聞きします。
恥ずかしいと思うポイントは人それぞれで
- 検査が恥ずかしいのではないか
- 異性に詳しく病状を説明するのが恥ずかしい
- 待合室が恥ずかしい
と、様々なご意見があります。その中でも、重大なのは「検査が恥ずかしそう」ですよね。陰部を見せたり、触られたりする可能性を考えてしまうと行きづらいと思うのは当然です。
ですが、実は陰部を見せることはほとんど無いです。検尿での尿検査、もしくは尿の勢いの検査、腹部エコー検査で原因を突き止めることが大半です。
これらの検査で、排尿トラブルの主な病気である「過活動膀胱」「膀胱炎」「前立腺肥大症」かどうかをお調べし、適したお薬をお出しして治療をします。
これらの病気の多くは、薬を飲むことで症状が改善・軽減します。
尿のトラブルは、我慢しようと思えばできる症状が多く、恥ずかしそうとなればなおさら行きにくいイメージでしょう。
一度行ってみると、案外簡単な検査で拍子抜けするかもしれません。お悩みのことがあれば、ぜひ一度足を運んでみて下さい。