前立腺がんの治療方法について

前回に続き、前立腺がんの話題です。

前回記事はこちら↓

【前立腺がんの治療方法について】

がんの進行度合いや状況に応じて、主に3つの治療手段があります。

☆ホルモン療法☆

手術や放射線治療を行うことが難しい場合や、放射線治療の前あるいは後、がんがほかの臓器に転移した場合などに行われます。

☆外科的手術☆

前立腺と精のうを摘出し、その後、膀胱と尿道をつなぐ前立腺全摘除術を行います。
腹腔鏡手術、ロボット手術等では体への負担が比較的少なく、合併症からの回復が早いと言われています。
合併症として、尿失禁と性機能障害が発生することが多いです。

☆放射線療法☆

放射線を照射してがんを小さくする治療です。
副作用として血尿や血便が出ますが、重篤な症状はまれです。

【まとめ】

状況に応じて治療法の選択は様々ですので、主治医とよく相談して下さい。

当院でも前立腺がんの検査を実施しており、札幌東徳洲会病院と連携し放射線治療を行っております。

何か気になることがありましたら、出来る限りお答えしますのでお電話またはHPのお問い合わせフォームからご連絡下さい。